JACLaP WIRE No.25 2000.06.19 



   :・" '☆.。・:*:・" '★.。・:・" '☆.。・:*:・" '★.。・:
   。・:*:・" '★.。・:・" '☆.。・:*:・" '★.。・:・" '☆.。
          JACLaP WIRE No.25 2000年6月19日
   ・:・" '☆.。・:*:・" '★.。・:・" '☆.。・:*:・" '★.。・
   :・" '★.。・:・" '☆.。・:*:・" '★.。・:・" '☆.。・:*:

┌─────────────────────────────────┐
│本メールは日本臨床検査医会の発行する電子メール新聞です。なるべく等|
|幅フォントでご覧下さい。電子メールアドレスをお持ちでない会員が近く|
│におられましたら、お手数ですが回覧をお願いします。プリントアウトす|
│る際には、ワープロソフトに取り込んで各記事のタイトルの直前に「改ペ|
│ージ」マークを挿入すると、記事ごとに区切りよく印刷できます。なお、|
│配信申込、アドレスの変更、配信の停止等は wire@jaclap.org までお知 |
│らせください。                          |
└─────────────────────────────────┘

============================≪ 目 次 ≫============================

[お知らせ]◆認定医試験受験者の皆さんへ

[ニュース]◆日本臨床病理学会が学会名変更のため臨時総会を開催
[ニュース]◆第41回教育セミナー

[Q&A] ◆重合アルブミンを用いた間接クームス法の結果不一致
[Q&A] ◆汎凝集反応について
[Q&A] ◆輸血検査における血清と血漿の差
[Q&A] ◆ブロメリン処理血球の特性
[Q&A] ◆保存血液の添加物による赤血球抗原への影響
[Q&A] ◆HCV抗体の疑陽性
[Q&A] ◆グラム陰性桿菌同定キットの評価
[Q&A] ◆塗抹標本による膣内細菌感染の判定
[Q&A] ◆男性尿に見られるディデルライン桿菌様の菌
[Q&A] ◆大腸菌の加熱殺菌の効果
[Q&A] ◆クラミジア感染症の最新検査法について
[Q&A] ◆検査従事者のツ反適応
[Q&A] ◆ディスク法による感受性検査の変更
[Q&A] ◆レジオネラ菌の特殊検査
[Q&A] ◆ビリルビンの影響を抱合型と遊離型でチェックする理由
[Q&A] ◆イオン選択性電極について
[Q&A] ◆凍結液状品の精度管理用血清
[Q&A] ◆トロポニンT3
[Q&A] ◆尿試験紙へのアスコルビン酸の影響

[編集後記]◆「日本臨床検査医学会」と「日本臨床検査医会」
 
* ========================≪ JACLaP WIRE ≫======================== *

[お知らせ]◆認定医試験受験者の皆さんへ
 -------------------------------------------------------------------

 第17回認定臨床検査医試験が7月28日(金)、29日(土)に大阪医科大学で実施
されます。受験される先生方は、日本臨床検査医会のホームページの目次「臨
床検査医試験を受験される方々へ」
(http://www.jaclap.org/index.html#exam)にある「臨床検査医制度に関す
る質疑応答」(http://www.jaclap.org/directory1999.html#QandA)をご覧下
さい。

 また臨床検査医を目指す人のための「画像を中心としたクイズ形式のセミ
ナー」(http://www.jaclap.org/seminar_ur1.html)がありますので、これも
ぜひ見て下さい。内容は一般検査編(1)(2)(3)(4)、血液形態検査編、臨床
化学編、臨床免疫編、(1)(2)、微生物編(1)(2)、クオリティ・マネジメン
ト編などがあります。その他、実技試験がありますので、是非ご自分の施設で
何回か練習して受験して下さい。

 先生方のご健闘を祈ります。

[2000年6月19日 副会長 森 三樹雄]
 
* ========================≪ JACLaP WIRE ≫======================== *

[ニュース]◆日本臨床病理学会が学会名変更のため臨時総会を開催
 -------------------------------------------------------------------

 日本臨床病理学会は、6月10日の理事会で「日本臨床検査医学会」への名称
変更を決定し、会員の承認を求めるため下記要領にて臨時総会を開催する。今
回の名称変更は、学会の法人化を求めた文部省との折衝の中で、学会名称と大
学に設置されている約70の講座名の不一致、実際行っている業務と学会名の食
い違い、および既に法人化されている日本病理学会との混同の恐れなどが指摘
されたことによる。

 日 時:2000年7月10日(月)午後6時〜7時
 場 所:東京ガーデンパレス2F「高千穂の間」
     〒113-0033 東京都文京区湯島1−7−5
     TEL 03−3813−6211
     ・ 東京医科歯科大学病院の裏側
     ・ JR・御茶ノ水駅 徒歩5分
 議 題:1.学会名称の変更について
     2.その他

 なお、詳細は日本臨床病理学会ホームページ(http://www.jscp.org/)の
最新ニュースをご参照いただきたい。

[2000年6月13日 編集委員 西堀 眞弘]
 
* ========================≪ JACLaP WIRE ≫======================== *

[ニュース]◆第41回教育セミナー
 -------------------------------------------------------------------

 第41回教育セミナーが6月4日順天堂大学臨床病理学教室のお世話により実施
された。微生物検査、一般検査、生化学検査などについて講義と実習を行っ
た。全国から48名が出席し盛会であった。

[2000年6月5日 副会長 森 三樹雄]
 
* ========================≪ JACLaP WIRE ≫======================== *

[Q&A] ◆重合アルブミンを用いた間接クームス法の結果不一致
 -------------------------------------------------------------------

(Q)重合アルブミンを用いた間接クームス法と通常の間接クームス法では、
後者の方が感度がよいと考えられるのに、交差適合試験において前者のみ凝集
が見られる例がありました。どう考えればよいでしょうか。(埼玉県 ブラン
チラボ勤務)

(A)交差適合試験は、臨床的に重要な抗体、つまり見逃した場合、副作用を
おこす確率の高い抗体を検出するためのものです。そのため3法としては、生
食法・ブロメリン法・間接抗グロブリン法、2法としては、ブロメリン法・間
接抗グロブリン法の組合わせが適切と考えられます [1]。
 赤血球凝集反応に重合ウシアルブミンを加えると、第一段階として不規則抗
体を取込む働きをし、第二段階として赤血球のゼータ電位を低下させることに
より、検出感度が高まるとされています。重合ウシアルブミンクームスが感度
が高いと考えるのは、妥当だと思われます [2]。
 重合アルブミン間接クームスに凝集がないにも関わらず、通常の間接クーム
ス法で凝集が見られた原因として、最も考えられることは、高力価の寒冷凝集
素の存在です。寒冷凝集反応の場合、37℃に加温しても凝集がほぐれなかった
り、加温後、反応温度範囲がひろがったという報告がされています [1]。

【参考文献】
[1]田村 真他:免疫血液学(輸血)の知識、105、近代出版、東京、1992
[2]河瀬正晴:輸血検査マニュアル、113-115、北欧社、1994

回答日:2000年6月2日
回答者:日本臨床病理学会認定臨床検査医 森 三樹雄(No.45)
    獨協医科大学越谷病院臨床検査部 中島あつ子

[ホームページ/臨床検査ネットQ&A
               (免疫学的検査/血清検査/輸血検査)]
 
* ========================≪ JACLaP WIRE ≫======================== *

[Q&A] ◆汎凝集反応について
 -------------------------------------------------------------------

(Q)汎凝集反応の原因、判定時の注意、Cad抗原・Tkレセプター・Tnレセプ
ターとの関係について教えて下さい。(東京都 臨床検査技師)

(A) 汎凝集反応(polyagglutination)とは、赤血球が成人の大部分に反応
する状態のことで、異常反応のひとつです。大部分の血清に対して凝集するこ
とから、よく血液型のオモテ試験とウラ試験の不一致による誤判定の原因とな
ります。
 細菌やウィルス感染症が原因の場合、赤血球膜の糖脂質や糖蛋白質に細菌や
ウイルスの酵素が作用し、赤血球膜が変性して本来表面に現れていない抗原レ
セプター、即ちTh抗原やTk抗原が露出するために凝集がおこります。これは一
過性のものです。 溶血性貧血、血小板減少症など血液疾患が原因の場合、体
細胞の突然変異により、赤血球表面にTn抗原が露出するためにおこると考えら
れています。これは永続的なものです。その他の原因として、遺伝的なCad、
NORなどによるものがあります [1]。
 凝集の強さはさまざまです。赤血球が血清中の抗体とは無関係に、同じ程度
の凝集反応を呈するときに注意しなければなりません。また輸血の際は、血漿
成分を極力取り除いた赤血球製剤を使用する必要があります [2]。

【参考文献】
[1] 大久保 康人他:免疫血液学(輸血)の知識、162-163、近代出版、東
  京、1992
[2] 認定輸血検査技師精度協議会カリキュラム委員会 編集:スタンダード輸
  血検査テキスト、94、医歯薬出版、東京、1999

回答日:2000年6月2日
回答者:日本臨床病理学会認定臨床検査医 森 三樹雄(No.45)
    獨協医科大学越谷病院臨床検査部 中島あつ子

[ホームページ/臨床検査ネットQ&A
               (免疫学的検査/血清検査/輸血検査)]
 
* ========================≪ JACLaP WIRE ≫======================== *

[Q&A] ◆輸血検査における血清と血漿の差
 -------------------------------------------------------------------

(Q)血液型および不規則性抗体スクリーニングの検査を行うとき、血清と血
漿の反応性の違いについて教えて下さい。(東京都 臨床検査技師)

(A)血液型および不規則性抗体スクリーニング検査は、原則として採血後72
時間以内の新鮮な血液を使用するように、日本臨床衛生検査技師会マニュアル
に明記されています。
 血液型(A,B,O)およびRh0(D)の検査については、IgMの反応でありまた室温で
十分に凝集するため、検体は血清または血漿が使用可能です。注意点として、
血液型のウラ試験に血清を用いた場合、自家調整のウラ試験用血球試薬で溶血
反応を呈する場合があります。この際には、被検血清を不活化(56℃ 30分)し
て再検査します。Rh0(D)検査については、自己血清(血漿)を用いる場合、室温
が15℃以下では寒冷凝集による自己凝集に注意します。
 不規則性抗体スクリーニング検査は、主にIgGとIgMの反応を検出しますが、
補体の活性化によってのみ検出される不規則同種抗体も存在しうるので、検体
を不活化してはなりません。また血漿を用いると、フィブリンの析出やCaイオ
ンのキレート結合によって凝集反応を妨げることがあり、補体の活性化によっ
てのみ検出される不規則同種抗体も見逃されることになります。

【参考文献】
[1]「日臨技輸血検査標準法」改訂委員会:輸血検査の実際「ライブラリー
  IV」、8-56、日本臨床検査技師会、東京、1997

回答日:2000年6月2日
回答者:日本臨床病理学会認定臨床検査医 森 三樹雄(No.45)
    獨協医科大学越谷病院臨床検査部 中島あつ子

[ホームページ/臨床検査ネットQ&A
               (免疫学的検査/血清検査/輸血検査)]
 
* ========================≪ JACLaP WIRE ≫======================== *

[Q&A] ◆ブロメリン処理血球の特性
 -------------------------------------------------------------------

(Q)ブロメリン処理血球の物理的特性とアーチファクトについて教えて下さ
い。(東京都 臨床検査技師)

(A)ブロメリン処理血球の物理的特性について:ブロメリンは、赤血球膜に
作用してシアル酸やN-アセチルニューラミン酸(NANA)を含んだglycopeptide
を遊離します。そのためブロメリン処理血球は、赤血球膜上のシアル酸が減少
し負に荷電し赤血球のゼータ電位が低下します。その結果血球相互間の距離が
縮まり、IgG抗体が赤血球と架橋し凝集を起こします。
 アーチファクトについて:抗原構造の一部分としてN-アセチルニューラミン
酸をもつM抗原やN抗原は、ブロメリンによって破壊されるため、抗Mや抗N
抗体は検出されなくなります。また、シアル酸を除去することによって、血球
が寒冷性抗体、特に抗I自己抗体をよく吸着するため、反応温度が低下する
と、抗I自己抗体による非特異反応が出現しやすくなります。

【参考文献】
[1]河瀬正晴:輸血検査マニュアル、115 、北欧社、1994

回答日:2000年6月2日
回答者:日本臨床病理学会認定臨床検査医 森 三樹雄(No.45)
    獨協医科大学越谷病院臨床検査部 中島あつ子

[ホームページ/臨床検査ネットQ&A
               (免疫学的検査/血清検査/輸血検査)]
 
* ========================≪ JACLaP WIRE ≫======================== *

[Q&A] ◆保存血液の添加物による赤血球抗原への影響
 -------------------------------------------------------------------

(Q)輸血検査用パイロット血液や抗体スクリーニング用赤血球における赤血
球抗原の保存性や添加物によるアーチファクトについて教えて下さい。(東京
都 臨床検査技師)

(A)パイロット血液には抗凝固剤(クエン酸ナトリウム)やブドウ糖などが
入っています。とくに抗凝固剤が原因で、フィブリンの析出が生じ凝集反応の
解釈を妨げることがあり、補体の活性化の不規則同種抗体も見逃されることに
なります。
 抗体スクリーニング血球の保存には、血球膜と抗原性を保つためにアルセ
バー液の3%浮遊液とし、細菌汚染を防止するために各種の抗生物質が加えて
あります。そのため調製後、45日間各血球の感度、安定性、寿命は高度に維持
されています。しかし、抗原の種類によっては必ずしも有効期限内であっても
安定とはいえません。アーチファクトについては、特にP1、Lea、Leb抗原は不
安定なため凝集を見逃すことがあり、使用の際には十分注意をする必要があり
ます [1]。

【参考文献】
[1] 河瀬正晴:輸血検査マニュアル、106 、北欧社、1994

回答日:2000年6月2日
回答者:日本臨床病理学会認定臨床検査医 森 三樹雄(No.45)
    獨協医科大学越谷病院臨床検査部 中島あつ子

[ホームページ/臨床検査ネットQ&A
               (免疫学的検査/血清検査/輸血検査)]
 
* ========================≪ JACLaP WIRE ≫======================== *

[Q&A] ◆HCV抗体の疑陽性
 -------------------------------------------------------------------

(Q)第3世代の抗原を用いたEIA法でHCV抗体が疑陽性となるのはどんな場合が
考えられますか。また、輸血、針刺し以外のHCV感染経路を教えてください。
現在35歳以上の検診者を対象にHCV抗体検査を行っていますが、抗体陽性者が
多いように思います。(神奈川県 臨床検査技師)

(A)第3世代のキット(NS5領域を含むキット)はスクリーニング検査として使
用されているため、感度を重視して作製されています。反面、特異度は犠牲に
なっている面があります。疑陽性の原因としては、抗生剤等の薬剤が知られて
いますが、実際には微小のフィブリン塊による場合が最も多いと思われます。
また疑陽性ではありませんが、第3世代のキットでは過去に感染し既に治癒さ
れている方でも検出されます。過去の感染例では、しばしば判定保留域に留ま
る例も多く見受けられます。
 感染経路については、現段階ではまだ判明していません。検診者で陽性が多
いのは、HBcAbと同様に過去の感染者を拾っているためと思われます。ちなみ
に、HBcAbは治癒後5年から30年間陽性となっていた人でも陰性化することがあ
りますが、C型肝炎の罹患による第3世代HCV抗体は消失しません。

回答日:2000年6月5日
回答者:日本臨床病理学会認定臨床検査医 森 三樹雄(No.45)
    獨協医科大学越谷病院臨床検査部 藤代 政浩

[ホームページ/臨床検査ネットQ&A
               (免疫学的検査/血清検査/輸血検査)]
 
* ========================≪ JACLaP WIRE ≫======================== *

[Q&A] ◆グラム陰性桿菌同定キットの評価
 -------------------------------------------------------------------

(Q)今使っている腸内細菌科用のグラム陰性桿菌同定キットの精度に疑問が
あるのですが、客観的に比較検討した文献があったら教えて下さい。

(A)腸内細菌科の同定キットの検討については、下記の文献を参照して下さ
い。また、キットの検討を行なうときは既知の臨床分離株に併せ、標準菌株も
実施すると良いと思います。現在では、標準菌株は簡単に入手可能であり、当
院では一部にIDテストEB-20を使用しています。

【参考文献】
[1] 小栗豊子:細菌の同定キットならびに迅速同定法.臨床検査 臨時増刊、
  27:1369-1377、1983

回答日:2000年6月13日
回答者:日本臨床病理学会認定臨床検査医 森 三樹雄(No.45)
    獨協医科大学越谷病院臨床検査部 叶 一乃

[ホームページ/臨床検査ネットQ&A(微生物検査)]
 
* ========================≪ JACLaP WIRE ≫======================== *

[Q&A] ◆塗抹標本による膣内細菌感染の判定
 -------------------------------------------------------------------

(Q)以前途上国において塗抹標本のみで膣内細菌感染を判定していたとき、
ディデルライン桿菌も考慮していましたが、どの程度参考になるものなので
しょうか。(山口県 臨床検査技師)

(A)ディデルライン桿菌はLactobacillus acidophilus主体とする数種の
Lactobacillus spの総称です。ですから、ここではディデルライン桿菌のかわ
りにLactobacillus spという用語で使います。Lactobasillus spは産生する乳
酸により膣内を酸性にし、膣内の清浄度を維持しています。しかし
Lactobacillus spは思春期前や閉経後に消失するため膣の自浄作用が保てなく
なります。よってLactobacillus sp優勢のときは、他の有害細菌の増殖が抑制
されます。また成人の膣内にはLactobacillus sp以外にStreptococcus、
Staphylococcus、Bacteroides、腸内細菌群、Candida等の菌種が含まれるため
Lactobacillus spの多少にかかわらず、菌量を考慮した上で細菌感染の有無を
報告します。

【参考文献】
[1] 岡田 淳、設楽 政次、他:微生物/臨床微生物学.医歯薬出版、1999

回答者:日本臨床病理学会認定臨床検査医 森 三樹雄(No.45)
    獨協医科大学越谷病院臨床検査部 飯草 正実

[ホームページ/臨床検査ネットQ&A(微生物検査)]
 
* ========================≪ JACLaP WIRE ≫======================== *

[Q&A] ◆男性尿に見られるディデルライン桿菌様の菌
 -------------------------------------------------------------------

(Q)男性尿にディデルライン桿菌様の菌が見られることがありますが、どの
ような可能性が考えられますか。(山口県 臨床検査技師)

(A)Lactobacillus spと同様の形態を示す細菌で男性の尿に見られる可能性
があるのは以下の通りです。
・Corynebacterium sp(細長くまっすぐまたはわずかに湾曲、皮膚・粘膜に存
 在)
・Bacillus sp(大きな桿菌、自然界に広く分布)
・Mycobacterium smegmatis(=恥垢菌、抗酸性でやや湾曲またはまっすぐな
 桿菌、包皮に存在)
・Propionibacterium sp(多形性の桿菌、皮膚に存在)

【参考文献】
[1] 岡田 淳、設楽 政次、他:微生物/臨床微生物学.医歯薬出版、1999

回答者:日本臨床病理学会認定臨床検査医 森 三樹雄(No.45)
    獨協医科大学越谷病院臨床検査部 飯草 正実

[ホームページ/臨床検査ネットQ&A(微生物検査)]
 
* ========================≪ JACLaP WIRE ≫======================== *

[Q&A] ◆大腸菌の加熱殺菌の効果
 -------------------------------------------------------------------

(Q)学校の実験で大腸菌の温度耐性を調べているのですが、75℃で一日培養
しても僅かですが生きていました。通常の低温殺菌は68℃で15分間ですが、こ
れでは不十分ではないでしょうか。(高校生)

(A)病原細菌の多くは60〜65℃、30分の加熱で死滅します(大腸菌は60℃、
10分)。低温殺菌は牛乳の殺菌によく用いられますが、これは牛乳に含まれて
いることがある牛型結核菌をはじめ、容器や牛乳に混入している恐れのある少
量の細菌に対してのみ有効な方法です。通常75℃、15分で大腸菌はほぼ殺菌で
きますが、細菌の濃度が高かったり、菌塊のまま殺菌すれば、この条件では不
十分と思われます。

【参考文献】
[1] 岡田 淳、設楽 政次、他:微生物/臨床微生物学.医歯薬出版、1999

回答者:日本臨床病理学会認定臨床検査医 森 三樹雄(No.45)
    獨協医科大学越谷病院臨床検査部 飯草 正実

[ホームページ/臨床検査ネットQ&A(微生物検査)]
 
* ========================≪ JACLaP WIRE ≫======================== *

[Q&A] ◆クラミジア感染症の最新検査法について
 -------------------------------------------------------------------

(Q)クラミジア感染症について、最新の検査方法ならびに治療法について教
えて下さい。

(A)二重増感発色法を用いたEIA法によるChlamydia抗原測定法があります。
原理は抗原となるクラミジア属共通の抗原性を示す細胞壁成分(LPS)に対す
るモノクローナル抗体をマイクロタイタープレートに固相化させ、LPSと反応
させます。次にアルカリフォスファターゼ標識抗LPS抗体を反応させ基質を添
加するとNADが産生されます。さらに発色増感液を加え呈色反応を増強し、吸
光度測定により判定します。この他、感度の高い方法としてPCR法があります
が、これは特定の部位のDNA増幅をし対応するプライマーを選択することで
様々な検査に応用できます。治療にはテトラサイクリン系、マクロライド系抗
生物質が使われます。

【参考文献】
[1] 納富 貴、他:二重増感発色法を用いたEIA法によるChlamydia抗原測定
  の基礎的検査.感染症学雑誌、72:45-53、1998

回答日:2000年6月13日
回答者:日本臨床病理学会認定臨床検査医 森 三樹雄(No.45)
    獨協医科大学越谷病院臨床検査部 飯草 正実

[ホームページ/臨床検査ネットQ&A(微生物検査)]
 
* ========================≪ JACLaP WIRE ≫======================== *

[Q&A] ◆検査従事者のツ反適応
 -------------------------------------------------------------------

(Q)結核の感染対策のため、検査従事者にツ反を実施することになりまし
た。最低限どの検査科の職員に対し実施すべきでしょうか。(北海道 臨床検
査技師)

(A)検査科による感染の危険性の差にかかわりなく、現状把握という意味か
ら全員実施すべきです。それが困難であれば、少なくとも生菌を扱う危険率の
高い細菌検査科所属の職員は実施すべきです。

回答日:2000年6月13日
回答者:日本臨床病理学会認定臨床検査医 森 三樹雄(No.45)
    獨協医科大学越谷病院臨床検査部 叶 一乃

[ホームページ/臨床検査ネットQ&A(微生物検査)]
 
* ========================≪ JACLaP WIRE ≫======================== *

[Q&A] ◆ディスク法による感受性検査の変更
 -------------------------------------------------------------------

(Q)現在、昭和ディスクを使用しています。今後NCCLS拡散法に変えたいので
すが、どのような検討をしたらいいのですか。また、センシディスク法とKB法
ではどちらがいいのですか。

(A)下記の文献を参照して下さい。また、検討を行うときは既知の臨床分離
株に併せ、標準菌株も実施すると良いと思います。現在では、標準菌株は簡単
に入手可能です。当院では多くはMIC法で感受性検査を行っていますが、一部
菌種によってセンシディスク法を使用しています。

【参考文献】
[1] 小栗豊子:感受性ディスク法、検査と技術増刊号、17:878-883、1989
[2] 河喜多龍祥著:薬剤感受性検査、105-112/134-139、1987、近代出版、
  東京

回答日:2000年6月13日
回答者:日本臨床病理学会認定臨床検査医 森 三樹雄(No.45)
    獨協医科大学越谷病院臨床検査部 叶 一乃

[ホームページ/臨床検査ネットQ&A(微生物検査)]
 
* ========================≪ JACLaP WIRE ≫======================== *

[Q&A] ◆レジオネラ菌の特殊検査
 -------------------------------------------------------------------

(Q)レジオネラ菌の検査で、臨床検体の血清抗体価、抗原蛍光染色、PCR、尿
中抗原を受託してくれる施設はないでしょうか。(北海道 臨床検査技師)

(A)エス・アール・エルで血清抗体価を受託しています。Legionella尿中抗
原検出法、直接蛍光抗体法、血清抗体価測定などの検査について詳しくは、下
記の文献を参照して下さい。わかりやすく解説されています。

【参考文献】
[1] 小出 道夫:Legionella症.臨床検査、42:523-528、1998

回答日:2000年6月13日
回答者:日本臨床病理学会認定臨床検査医 森 三樹雄(No.45)
    獨協医科大学越谷病院臨床検査部 叶 一乃

[ホームページ/臨床検査ネットQ&A(微生物検査)]
 
* ========================≪ JACLaP WIRE ≫======================== *

[Q&A] ◆ビリルビンの影響を抱合型と遊離型でチェックする理由
 -------------------------------------------------------------------

(Q)測定系に対するビリルビンの影響を調べるとき、なぜ抱合型と遊離型の
両方を使ってチェックする必要があるのですか。(長野県 臨床検査技師)

(A)ビリルビンが測定系に影響を与えるメカニズムは多種多様ですが、大き
く分けると色調と化学的な反応性によるものです。抱合型ビリルビンと遊離型
ビリルビンの最大吸収波長は若干異なり、抱合型ビリルビンの最大吸収波長は
約460nm、遊離型ビリルビンでは約450nmに吸収ピークを持っています。また両
者の還元力は一般的に抱合型ビリルビンが強く、遊離型ビリルビンはそれほど
無いといわれています。一般に反応系にペルオキシダーゼを用いた方法では還
元物質により負の影響を受けやすいといわれています。この測定方法を選択し
ている項目では、還元力の強い抱合型ビリルビンの方が遊離型ビリルビンの影
響より強く出る例が多いようです。患者の病態により増加する抱合型と遊離型
の割合はさまざまですので、両方について調べておく必要性があります。

【参考文献】
[1] 大沢 進:妨害物質試験法(ビリルビンについて).第5回 臨床化学夏季
  セミナー資料集、209、1985
[2] Interference Testing in Clinical Chemistry.NCCLS Document EP7-
  P、Vol.6(13)、1986
[3] 中 甫:干渉物質の影響とその試験法.QAP NEWS、No.39、2-8、1989

回答日:2000年6月13日
回答者:日本臨床病理学会認定臨床検査医 森 三樹雄(No.45)
    獨協医科大学越谷病院臨床検査部 川村 憲弥

[ホームページ/臨床検査ネットQ&A(生化学検査)]
 
* ========================≪ JACLaP WIRE ≫======================== *

[Q&A] ◆イオン選択性電極について
 -------------------------------------------------------------------

(Q)電解質測定に用いられるイオン選択性電極(第4級アンモニウム塩、バ
リノマイシン、クラウンエーテル)について教えて下さい。(長野県 臨床検
査技師)

(A)第4級アンモニウム塩は、窒素原子に4個の炭化水素残基と1個の酸基
との結合した化合物をいい、一般式ではR4NX(Rはアルキル基、アリール基な
ど、XはCl、Br、I、SO4などの酸基)となります。この物質をイオン交換体と
する電極を第4級アンモニウム電極といいます。
 電解質と水との相互作用が関与する多くの現象において、イオンの種類によ
る影響は、離液順列と呼ばれる次のような一定の順序に従います。
 SCN->I->ClO3->NO3->Br->Cl->CH3COO->SO4 2-
 この順列は各イオンと水分子との結合力の強さを表わしています。上位にい
くほど疎水性が高く、下位にいくほど親水性が高くなります。第4級アンモニ
ウム基に対する選択係数も、ほぼこの順列に従います。従って、I-やBr-が存
在するとCl-に影響を与えることになり、ハロゲン系薬物を投与された患者血
清を測定する場合には正の影響を受けることになります。電極膜に固定された
イオン交換基(第4級アンモニウム基)は副イオン(Na+、K+などの陽イオ
ン)を排斥し、対イオン(Cl-、SO4 2-などの陰イオン)を近づけて平衡に達
します。簡単にいうとI-やBr-の方が易動度が大きく、第4級アンモニウム基
が引き付け易いからです。
 陽イオンに対するイオン選択性電極では、バリノマイシンやクラウンエーテ
ルなど、電気的に中性なニュートラルキャリア(非イオン性のイオン輸送担
体)を感応物質として用います。K+に対するバリノマイシンは36員環の大環状
構造を持ち、その径はK+のイオン半径とほぼ同じです。バリノマイシンのカル
ボニル基とのイオン−双極子相互作用により、K+をその中心に包み込むように
錯体を作ります。この錯体の安定性が高いほど、選択性が高いと言うことにな
ります。また、Na+で良く用いられるビス型は2つのクラウンエーテル環を持
ち、Na+をサンドイッチのように挟むことにより選択性を上げています。

【参考文献】
[1] 石橋 信彦:イオン電極およびその応用.イオン電極と酵素電極、7-21、
  鈴木 周一編、講談社、東京、1981
[2] 山口 重雄:イオン選択性電極装置.実践臨床検査機器マニュアル、212-
  232、桑 克彦編、サイエンスフォーラム、東京、1985
[3] 岡 正太郎:高分子電解質イオン電極.高分子機能電極、193-198、高分
  子学会高分子錯体研究会、学会出版センター、東京、1983

回答日:2000年6月13日
回答者:日本臨床病理学会認定臨床検査医 森 三樹雄(No.45)
    獨協医科大学越谷病院臨床検査部 川村 憲弥

[ホームページ/臨床検査ネットQ&A(生化学検査)]
 
* ========================≪ JACLaP WIRE ≫======================== *

[Q&A] ◆凍結液状品の精度管理用血清
 -------------------------------------------------------------------

(Q)精度管理用血清を凍結乾燥品から凍結液状品に変える場合、溶解後再凍
結は可能なのか、冷蔵保存でどのくらい安定があるのか、あるいはどんな点を
気をつけたら良いでしょうか。また管理血清を総合的に扱った文献があれば教
えてください。

(A)凍結乾燥品のモニトロールから凍結液状品のQAPトロール1X、2Xへ変更す
る場合を例にとってお答えします。

 後者は冷蔵で4日間の安定ですので、再凍結せず添付文書の通りに使用する
事をお勧めします。添付文書に記載されている注意に従って下さい。参考まで
に、メーカで再凍結融解試験を行った結果を示します。

○検討項目:AST,ALT,LD,CK,ALP,AMY,P-AMY,LAP,γ-GT,CHE,TG,T-Cho,F-
 Cho,HDL-C,PL,β-Lipo,GLU,T-BIL,D-BIL,UN,CRE,UA,TP,ALB,Ca,IP,Fe,Mg,CRP

○結果
1)再凍結して-35℃で60日間保存の場合は、当日融解と比較して±5%以上差
 がある項目はありませんでした。
2)再凍結して-25℃で60日間保存の場合は、当日融解と比較して±5%以上差
 がある項目は2Xで、D-BILが5.2%低下しました。
3)再凍結して家庭用フリーザーで60日間保存の場合は、当日融解と比較して
 ±5%以上差がある項目は1Xで、ALPが6.9%上昇、CRPが7.1%上昇、HDL-C
 が7.2%低下しました。また、2Xではβ-Lipoが6.2%上昇、T-BILが12.0%
 低下、D-BILが18.9%低下しました。

 次に、気を付ける点を以下にまとめておきます。
1)使用直前に転倒混和すること。直射日光を当てないこと。
2)開封後、使用時以外はキャップを閉めてこまめに冷蔵庫に入れること。
3)-40℃や-80℃に保存した場合は室温30分で融解しない場合があるので、完
 全に融解したことを確認してから使用すること。

 参考文献を以下に示します。文献[9]と[10]は管理血清の一覧です。
[1] 花房尚文:凍結および凍結乾燥による蛋白質の変性、蛋白質核酸酵素、
  22:301-309、1977
[2] 佐々木弘子、本間淳子:各種管理血清におけるCreatine Kinase活性の安
  定性とその日常精度管理への応用、臨床病理、18:104-110、1985
[3] 西田正敏、前畑栄介:管理血清の選択法 第2法、衛生検査、11:1471-
  1477、1989
[4] 栢森裕三、他:液状管理血清EXA liquid 5の評価、臨床検査機器試薬、
13:669-713、1990
[5] 大森敏子、他:ヒトプール血清を凍結乾燥した場合の性状変化につい
  て、39:1597-1602、1990
[6] 佐藤正人、他:凍結低粘張度液状管理血清の安定性、医学検査、
  40:1146-1150、1991
[7] 鳴海正毅、他:外部精度管理における凍結乾燥コントロール血清の安定
  性に関する研究、医学検査、43:1767-1772、1994
[8] 江角幸夫、他:液状管理血清の安定性についての評価、臨床検査機器試
  薬、20:708-714、1997
[9] 宇治義則、岡部紘明:検査と技術、20:1039-1041、1992
[10] 市販管理試薬一覧、Medical Technology、22:912-915、1994

回答日:2000年6月13日
回答者:日本臨床病理学会認定臨床検査医 森 三樹雄(No.45)
    獨協医科大学越谷病院臨床検査部 川村 憲弥

[ホームページ/臨床検査ネットQ&A(生化学検査)]
 
* ========================≪ JACLaP WIRE ≫======================== *

[Q&A] ◆トロポニンT3
 -------------------------------------------------------------------

(Q)トロポニンT2より感度が良いと言われているトロポニンT3は、全国的に
どのくらい普及しているのでしょうか.また基準範囲を教えて下さい。(栃木
県 臨床検査技師)

(A)まずトロポニンT(TnT)試薬の改良の経緯について説明します。トロポニ
ンT2とT3は各々試薬の世代を意味しています。第一世代試薬で使用した抗体は
骨格筋TnTとの交差反応が0.2%程度あったため、腎障害や骨格筋傷害でTnTが
高値を示すとの報告がありました。
 そこで、第二世代試薬では抗体を変更し、心筋TnTにのみ反応する試薬に改
良されました。測定値の互換性を保つために、第一、第二世代試薬ともウシ心
筋由来TnTをキャリブレータとして使用していました。しかし、高値検体の希
釈直線性の不良が報告され、それがウシ由来TnTを使用していることに起因す
ることがわかりました。
 そこで、第三世代試薬ではヒトリコンビナント心筋トロポニンTをキャリブ
レータに使用し、その結果、特異性や正確性、直線性などが改善されました。
 さて、トロポニンT3についての全国的な普及率は、製造元によると現在約90
%が第三世代試薬を使用しているとのことです。またトロポニンT3の基準範囲
については以下に示す通りです。

・基準範囲   0.01ng/ml以下(健常者220例を対象)
・カットオフ値 0.1ng/ml(急性心筋梗塞患者576例をROC曲線より算出)

回答日:2000年6月13日
回答者:日本臨床病理学会認定臨床検査医 森 三樹雄(No.45)
    獨協医科大学越谷病院臨床検査部 川村 憲弥

[ホームページ/臨床検査ネットQ&A(生化学検査)]
 
* ========================≪ JACLaP WIRE ≫======================== *

[Q&A] ◆尿試験紙へのアスコルビン酸の影響
 -------------------------------------------------------------------

(Q)尿中亜硝酸塩の試験紙法におけるアスコルビン酸の影響について調べ、
反応原理はわかったのですが、どの過程が妨害されるのかがわかりません。教
えてください。(大学生)

(A)尿試験紙の反応原理にはジアゾカップリング反応、過酸化水素を反応さ
せる方法、過酸化物を用いる反応を利用した方法がありますが、アスコルビン
酸はこれらの反応に負誤差を与え、偽陰性の原因となります。亜硝酸塩の場合
は次のジアゾ反応がアスコルビン酸により妨害を受けます。
[亜硝酸塩+アミン化合物(アルサニル酸)→ジアゾニウム化合物]
 なお、判定値に及ぼすアスコルビン酸の影響を極力おさえるため、製造メー
カではスティックごとにアスコルビン酸濃度チェック用試験紙(プレテスト)
を設けています。

回答日:2000年6月13日
回答者:日本臨床病理学会認定臨床検査医 森 三樹雄(No.45)
    獨協医科大学越谷病院臨床検査部 川村 憲弥

[ホームページ/臨床検査ネットQ&A(生化学検査)]
 
* ========================≪ JACLaP WIRE ≫======================== *

[編集後記]◆「日本臨床検査医学会」と「日本臨床検査医会」
 -------------------------------------------------------------------

 冒頭の記事にあるように、日本臨床病理学会は「日本臨床検査医学会」へと
名称変更されようとしています。「臨床病理」という名称へのこだわりをお持
ちの先生方も数多くおられると思います。しかし、かつて検査医会セミナーに
参加した際、当時の臨床病理学会会長に「なぜ、臨床病理というわかりにくい
名称を使うのか」という質問をついしてしまった経験を持つ筆者には、この名
称変更は必然のものに思われます。今回の改称により「臨床病理」という用語
に関わる"わかりにくさ"が少しでも解消すれば、臨床検査に関する学術団体と
しての「日本臨床検査医学会」と、臨床検査医の職能集団(ギルド)といえる日
本臨床検査医会との関係も、より明確化されるものと考えます。

 さて、本年度も多くの先生方に本会の教育セミナーにご参加いただきまし
た。大部分の先生方が認定医試験を受験される予定であり、本秋も認定医数の
大幅増加が期待されます。臨床検査を取り巻く環境の厳しい今こそ、検査医の
積極的活動が必要です。この意味で会員・認定医数の増加ほど心強いものはあ
りません。この"JACLaP WIRE"が、迅速かつ専門性の高い情報源として、検査
医業務に活用されるよう会員の諸先生方からも積極的な情報提供をお願いしま
す。

[編集委員 三宅 一徳]

=====================================================================
JACLaP WIRE No.25 2000年6月19日
■発行:日本臨床検査医会[情報・出版委員会]
■編集:JACLaP WIRE編集室■編集主幹:西堀眞弘
●記事・購読・広告等に関するお問い合わせ先:
 〒113-8519 東京都文京区湯島1-5-45
 東京医科歯科大学医学部附属病院検査部気付
 e-mail: wire@jaclap.org
 TEL: 03-5803-5628 FAX: 03-5803-0110
●日本臨床検査医会ホームページ: http://www.jaclap.org/
※JACLaP WIRE掲載記事の著作権は法律により保護されています。
※転載を希望される場合は上記お問い合わせ先にご一報ください。