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JACLaP WIRE No.23 2000年5月11日
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============================≪ 目 次 ≫============================
[お知らせ]◆平成12年度第2回全国幹事会議事要旨
[お知らせ]◆第6回アジア臨床病理学会の案内書
[ニュース]◆検査機器リースの場合の検体検査管理加算(I)の算定
[編集後記]◆WIRE IN !
* ========================≪ JACLaP WIRE ≫======================== *
[お知らせ]◆平成12年度第2回全国幹事会議事要旨
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○日時:平成12年4月22日(土) 午後0:00〜1:00
○場所:札幌医科大学臨床教育研究棟3階
臨床1号会議室(検査医会春期大会会場と同じ棟)
議題:
1.報告
○各種委員会
1)情報・出版委員会(森委員長)
▼報告事項
(1)日本衛生検査所協会「ラボ」の「検査のわかるページ」について
1999年度については12回の掲載が終了した。2000年度については以下
のような案で掲載を行う。すでに7月分までは原稿をいただいている。
また、この記事は読者の評判が良く、日本衛生検査所協会としては小
冊子としての発行も考慮していると連絡があった。下記の2000年度
(案)が了承された。
4月号:消化器(便潜血反応)今福 裕司 先生(大腸に問題があると
きに受ける検査)(福島県立医大)
5月号:感染症 松野 容子 先生(発熱を来したときに受ける検査)
(山口大学)
6月号:血液疾患 北村 聖 先生(白血球が増加したときに受ける
検査)(東京大学)
7月号:負荷心電図 大林 民典先生(心臓の能力を調べる検査)(駒
込病院)
8月号:内分泌検査 池田 斉 先生(婦人科でホルモンに異常があ
るときに受ける検査)(埼玉医大)
9月号:腫瘍マーカー 神奈木 玲二 先生(悪性腫瘍が疑われると
きに受ける 検査)(名古屋ガンセンター)
10月号:止血血栓検査 川合 陽子 先生(血が止まりにくい時に受
ける検査)(慶応大学)
11月号:循環器疾患 西堀 眞弘 先生(動脈硬化が疑われるときの
検査)(東京医歯大検査部)
12月号:染色体検査 村上 純子 先生(遺伝病が疑われるときに受
ける検査)(日本大学)
1月号:超音波検査 伊東 紘一 先生(胆石が疑われるときに受け
る検査)(自治医大)
2月号:タンパク質の検査 山田 俊幸 先生(蛋白質の異常を調べ
る検査)(順天堂大)
3月号:内分泌疾患 中井 利昭 先生(甲状腺に異常がある時に受
ける検査)(筑波大学)
(2)JACLaP NEWSの進捗状況と今後の編集について
1.51号は配布を終了した。52号は5月の連休明けに発行する予定。
2.本年度から、中野一司先生、尾鼻康朗先生に変わり、三宅一徳先
生、藤田直久先生が編集を担当する。
(3)Lab CPの進捗状況(森 三樹雄委員長)
1.18巻1号はほぼ著者の校正が終了しており、6月に発行を予定して
いる。
2.18巻2号については後日の案を配布するが、春季大会と振興会セミ
ナーの原稿が占める。
(4)情報部門の事業について(西堀眞弘主幹)
1.ホームページ、JACLaP WIREの運用は順調である。
2.JACLaP WIREは22号を配布し、23号は春季大会終了後配布する。
3.JACLaP NEWSの記事も支障のない物は委員長の許可を得てJACLaP
WIREに掲載している。
▼審議・決定事項
(1)Lab CPの目次、執筆者、担当責任者について(資料)
・18巻2号 依頼日 平成12年4月下旬 締め切り日 6月末 発行日
8月末
・19巻1号 依頼日 平成13年1月中旬 締め切り日 3月末 発行日
6月末
・各担当者は委員長まで案を届ける。
(2)要覧の作製
・e-メールアドレスは今回の要覧には掲載せず、次回の要覧から掲載
する。
・要覧の発行の準備はほぼ整っている。
(3)情報部門の事業について
・臨床検査ネットQ&Aの回答体制整備のため、未回答の質問をホー
ムページに掲示し、回答者を募るとともに、分野毎の回答者の組織
化を検討することになった。
・ホームページのメンテナンス作業のうち、ボランティアベースでは
負担が大き過ぎるものについては、A4版1枚1000円程度で年間予算
20万円を目安に、八木秀志氏に委託することになった。
・新規臨床検査項目、RCPC記事リスト、臨床検査ネットQ&A、LabCP記
事、JACLaP WIRE記事など、ホームページへのデータベース機能の
追加については、低コストで信頼性の高い方法を、もう少し時間を
かけて検討することとなった。
・RCPC検索画面等の会員専用ページのパスワード管理方法は、全会員
統一IDおよびパスワードを採用することとなった。
・ある医学教育CD-ROM取扱い業者から依頼のあった、血液像CD-ROMア
トラスの編纂については、本会として受託することが了承された。
▼その他
病理専門の会員から検査部管理のノウハウについて掲載の希望があ
り、LAB CPのVoiceなどに原稿を適切な著者に依頼し掲載する。
2)教育・研修委員会(熊坂委員長)
・血液・免疫の教育セミナーは日大(3/05)で21人、大阪市立大学
(3/19)で19人の参加があり、成功裏に終了した。
・精度管理・検査室管理の教育セミナーは昭和大学(4/15)に45名の参
加で行われた。
・5/20,21日に自治医科大学でGLMワークショップ、6/4に順天堂大学で
微生物・生化学・一般の教育セミナーが行われる予定である。
3)資格審査・会則改定委員会(渡邊委員長)
・「会長」選出法の会則改定について説明がなされた(審議事項参照)
4)渉外委員会(村井委員長)
・振興会セミナーは「検査室の運営方式の課題と将来展望」について開
催したい旨、演者を含めた内容説明があり、了承された
○第10回検査医会春季大会(渡邊大会長)
・多くの会員の参加に対する謝礼があった
○その他
・未来ビジョン検討委員会が春季大会終了後に行われる旨、説明があ
り、委員について承認された
2.審議事項
1)会費未納者の扱い
・3年以上の未納者が43名いるため、FAXなどでの早急な措置が提案さ
れ、事務局が行うことになった
2)平成12年度検査医会総会・講演会の件
・櫻林、清水両幹事をモジュレーターとして早急に講演会のテーマと演
者を決めることになった
3)第11回検査医会春季大会長の件
・次回は巽典之教授(大阪市立大学)にお願いすることになった。
・日程調節の関係から、次次回の春季大会長を濱崎直孝教授(九州大
学)にお願いすることになった
4)その他
・会長選出に関する会則改定について
以下の3案のうちから次回幹事会で投票することになった。
(1)会則第15条 会長はA会員資格を持つ正会員を被選挙者として、正
会員の選挙により有効投票数の過半数を以て選出し、幹事会の議
を経て総会で承認する。
ただし、過半数に達しない場合は上位2者の決選投票とする
(2)会則第15条 会長はA会員資格を持つ正会員を被選挙者として、正
会員の選挙により有効投票数の最上位者を以て選出し、幹事会の
議を経て総会で承認する。
(3)会則第15条 会長はA会員資格を持つ正会員のなかから、A会員10名
以上の推薦を受けた者を立候補者として、正会員の選挙により選
出し、幹事会の議を経て総会で承認する。
・未来ビジョン委員会委員
石田 博(川崎医大)
市川徹郎(信州大)、
尾鼻康朗(近畿大学医学部奈良病院)
幸村 近(旭川医大)
小島英明(東京都神経科学総合研究所)
下 正宗(東葛病院臨床病理科)
高木 康(昭和大)
中野一司(ナカノ在宅医療クリニック)
西堀眞弘(東京医科歯科大)
藤田直久(京都府立医大)
舩渡忠男(東北大学医学部分子診断学)
堀川龍是(三菱重工健康管理センター)
松野容子(山口大)
宮 哲正(保健科学研究所)
村上純子(日大)
村田哲也(JA三重厚生連鈴鹿中央総合病院中央検査科)
[2000年5月1日 総務・会計幹事 高木 康]
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[お知らせ]◆第6回アジア臨床病理学会の案内書
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第6回アジア臨床病理学会の案内書(抄録用紙を含む)が韓国の釜山より届
きました。心要な方は日本臨床病理学会の事務所(03-3813-8150)まで連絡
して下さい。
[2000年5月9日 副会長 森 三樹雄]
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[ニュース]◆検査機器リースの場合の検体検査管理加算(I)の算定
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検体検査管理加算(I)の疑義についての解釈がQ&Aの形で2000年4月28
日に厚生省保険局医療課より示された。今まで、検体検査管理加算(I)に
ついて、検査機器リースの場合の解釈が不明確であったが、下記の通知でわ
かるように、通常、検査部で行われている検査機器リースの場合は検体検査
管理加算(I)を保険請求できる。
Q:検体検査管理加算(I)の施設基準として、「院内検査に用いる
検査機器および試薬が受託業者から提供されないこと。」とされているが、
検査機器が受託業者以外からのリース契約である場合はこの施設要件を満
たすと判断してよいか。
A:施設要件を満たす。
[2000年5月9日 副会長 森 三樹雄]
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[編集後記]◆WIRE IN !
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この度、検査医会の大きな期待を担って、伊藤喜久先生が旭川医大教授に
ご就任になられましたことは、当会にとって久々の明るいニュースでありま
す。
私たち検査医は、検査医にしかできない診療領域を、より良いものにして
いくことを任務としています。検査医学は「診療の武器」となる比較的新し
い学問体系の一つです。縁あって検査医学に身を置かれた臨床の先生方の中
には、この武器を携えることによってより一層診療のクオリティを高められ
た方も多いことと思います。それは大変喜ばしいことです。何故ならば、検
査医学が臨床において真に有用であることを実証しているからです。研究と
実務を通じて、この武器を今後どのように患者診療に役立つ最新鋭のものと
していくか、それこそが検査医の腕のふるい所ではないかと思います。
JACLaP WIREの"WIRE"とは「電信」、「電報」の意味ですが、"WIRE IN"と
いう熟語は、口語では「全力を傾ける」を意味します。検査医学の大海原の
中をそれぞれの目標に向かって"WIRE IN !"しようではありませんか。
[編集委員 松野容子]
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JACLaP WIRE No.23 2000年5月11日
■発行:日本臨床検査医会[情報・出版委員会]
■編集:JACLaP WIRE編集室■編集主幹:西堀眞弘
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東京医科歯科大学医学部附属病院検査部気付
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●日本臨床検査医会ホームページ: http://www.jaclap.org/
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